junk.nomadic

海の藻屑です

Cloud Operator Days Tokyo 2023の賞をいただきました + スライドを公開しました。

はじめに

先日記事にしたCloud Operatod Days Tokyo 2023の登壇についてですが、光栄なことに賞をいただきました。 振り返りもかねて記事にします。

受賞について

junjunjunk.hatenablog.com

賞の内容としては 実行委員会特別賞 とのことです。 実行委員会の方々から選んでいただいたとは思うのですが、具体的なアワード理由についてはまだ伺えてないのでどこかで伺いたいですね…。 表彰イベント等は業務都合で行けず申し訳なかったのですが、技術記事等はzennなどで書きつつも、実は外部でしっかり個人登壇したのは初に近かったのでとても嬉しいです😹 x.com

(賞品のマグは何に使おうかなと今から考えています)

スライドの公開

イベントの終了に伴い、今回発表のスライドを公開しました。 ぜひご覧ください。

(Speakerdeckに慣れておらず、最初うまく公開できていなかったのですがXで指摘してくださっていただいた方ありがとうございました) speakerdeck.com

Google Cloud Next 2023 に参加しました

はじめに

2023/8/29(現地)〜で開催されるGoogle Cloud Next 2023に参加してきました。 Google Cloudのここまでの規模のカンファレンス参加は初だったのですが、実は初アメリカに来たのも初めてでした。 参加記と反省を含めて書いていこうと思います。

アメリカ・初サンフランシスコ

アメリカの情報とGoogle Cloud Nextの情報が入り乱れそうなのでまずは単純に渡米してみた感想です。

とても過ごしやすい気候

まず思ったのは気候がめちゃくちゃ過ごしやすい!!というところです。 朝晩は事前に聞いていた通り多少冷えましたが、昼からっとした空気・強い日差し・気持ちの良い風で、割と過ごしやすいです。

ただ一点注意点で日本より、日差しが強いと思います。町中で、帽子やサングラスを付けてる人が居たのも納得です。 自分は日差しが強いという概念が抜けてたので絶賛日焼けしました。 朝晩の防寒は当然ですが、日焼け止め系のグッズをお勧めします。

治安はやはり

悪いです。悪いには悪いんですがこれがアメリカ全体の話なのかサンフランシスコやカリフォルニアに閉じた話なのかは分からないです。 ただやはり変な人の絶対数が多いです。(浮浪者の方、ちょっと挙動がおかしい方など)

今回は幸い大きなトラブルには巻き込まれてなかったのですが、軽く体験したことを書いておきます。 - ワインの店に入ったら、外から怪しい人がなにか大きめな声で色々言いながら店の入店ドアを叩く(ドアは鍵があって許された人しか入店できません) - 夜かるく外を歩いていたら Hey, Bro と車から人が出てきたなんか話しかけてきた(足早に逃げました) - 動き回る浮浪者・やばそうな人

とりあえず今回は割と町で堂々と歩き回ったりきょろきょろしたり、写真とりまくったりせず、観光者感を出さないように気を付けました。 19時以降のはまだ明るくても、割と治安が悪くなり始めてる雰囲気を感じたので、最悪外出するにしてもカーシェアを使うか人と一緒に行動することをお勧めします。

GCNext 2023

初カンファでした。 とりあえず軽く感想を書いておきます。 普段フルリモートで業務をしている自分にとってはリアルで人と会って交流する機会自体が貴重なので、とても新鮮でした。

あまり定性的な表現は、普段使いたくないのですが”周りにエンジニアがいる”というのを肌で感じて、なんか対抗意識で燃えました。 (もちろんエンジニア以外にも営業系の方なども多くいらっしゃいます) 特にカンファとかセッションの時ではなくて、各ブースを回るときにそれを感じました。 世の中にこんなにエンジニアがいて、こんなに大量の人たちがそれぞれでプロダクトを作っていると思うとすごいなと思いました。

キーノートは演出がとても凝っていて、最初にピアノを弾きながら人が登場して始まったりとめちゃくちゃにユニークでした。 昔ドラマのシリコンバレーで、悪役側の大企業がいてその人たちがプレゼンをする場面があるんですが、キーノートの雰囲気が完全にそれで面白かったです。

個人的に印象に残ったセッションは、どのようにアプリケーションをスケールさせるか?ということにフォーカスしたセッションがあったのですが、 そこで一部の同期処理を非同期処理にするという話がありました。個人的にスケール問題をシステムデザインからアプローチする話はちょっと珍しくて確かにあまり視点にはなかったので良い知見になったと思います。

振り返り

英語

当たり前の話ですが英語能力には不安がありました。そして現地でもそれを改めて認識しました。 ただ、個人的にはスピーキングに問題があると思いきや、現地の人の喋りが全然聞き取れませんでした。 特に現地はGood MorningをMorning、みたいにサラッといったりするので、気を抜いてるとそもそも音が出ていることに気づいてないときとかもありました。 今回の件でリスニングに難があることが浮き彫りになってよかったです。

スピーキングは正直名詞を羅列していればどうにかなるかなと思います。たじろいでたら向こう側が気を使って、答えやすい形式で聞いてくれます。

カンファセッションの選び方

今回は自分の割と専門にしているセッションを選びました。(たとえばGKEとかコンテナアプリケーションの運用関連の話とか) ただ実際半分以上のセッションは聞いたことあるなぁ、もうやってるなぁという内容がおおかったです。 突出して新しい知識の獲得に役立った!というよりは、自分の知識の再確認だったり、考え方が間違ってないことの確認に役立ったものが多いです。

なのでせっかくであれば、少し自分の領域から飛び出たセッションとかを選んでも良かったかなと思います。 自分の場合はgenAI関連のセッションもAgendaに織り交ぜていたのですが、そういったセッションは割と面白かったり体験がよかったです。

Cloud Operator Days Tokyo 2023にてSLOの導入について登壇しています #CODT2023

はじめに

junkudoです。 今回Cloud Operator Days Tokyo 2023にて登壇させていただきました。 発表時間は20分でオンデマンド配信されているので期間中であればいつでも見ることができます。

発表内容の紹介

発表内容はざっくりいうと「DMMでSLO導入している苦労話」です。 運用苦労話の枠で登壇させて頂いてます。 正確にはDMMの特定の部内に閉じた話ではあるんですが、120人規模開発組織でのSLOの導入の取り組みに関してSLIの策定の流れから説明しています。

SLIやSLOの概念はよく取り上げられますが、どのように決めるか?は割と各々が試行錯誤している印象があります。 ぜひご覧いただいて、SLOプラクティスに沿ったDMMのケースを知見としていただければと思います。 配信終了後は本件の発表スライドを公開することも考えてます。